卒業祝い・就職祝いのマナー【卒業・就職の祝金相場・プレゼント】
次の世界への区切り!卒業祝い・就職祝い
卒園祝い・卒業祝いは、
その後の入園・入学・就職が控えている事もあり、身内だけでのお祝いとなります。
子どもたちが、次の世界へ踏み出すための区切りとなるお祝いです。
頑張って卒業したことを褒めてあげると共に、将来の目標などを話し合う良い機会となります。
特に、卒業後に就職を控えた子どもたちは、学生から社会人への大きな第一歩をまさに踏み出そうとしています。
就職祝いの宴席などで、社会人の先輩として、心構えを伝えてゆくと共に、前途を祝して盛大にお祝いをしてあげたいものです。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
卒業祝い・就職祝いの注意点
小学校(中学校)卒業までは、次の入学式があるので、入学祝いを優先するケースが多いようです。
(中学)・高校・大学を卒業して、就職をする場合は、「就職祝い」として贈ります。
例えば、高校を卒業し、浪人して大学を受験するという場合や、進路がまだ決まっていない場合は、「卒業祝い」として贈ります。
卒業・就職のお祝いを贈る時期
3月末までに。(新生活をスタートするまでに)
お祝い金額の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 10,000円~30,000円程度 |
祖父母 | 10,000円~30,000円程度 |
その他親類 | 5,000円~10,000円程度 |
友人・知人 | 5,000円程度 |
※年齢に応じての金額を検討しましょう。
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は、多めにしましょう。
祝儀袋・のし紙表書き
水引:紅白の蝶結び | |
表書き:祝御卒業・就職御祝・賀社会人 |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
就職のお祝いは、身内(親・祖父母・親類)が中心。
同じ大人として尊重し、本人の考えに沿ったお祝いの品を考えてあげたいものです。
贈答品の選び方(身内編)
身内でお祝いの席を設けたり、現金や商品券をプレゼントする場合が多いようです。
就職祝いは、社会人になると必要になる実用品。
男性なら、スーツ・ネクタイ・時計・ワイシャツ・ビジネスバッグなど
女性なら、スーツ・アクセサリー・時計・レターセットなどが圧倒的に多いようです。
身に付ける品物を贈る場合は、本人の好みもありますので、一緒に選ぶのも良い方法です。
贈答品の選び方(その他親類・友人・知人編)
親類からの就職祝いの場合、お年頃の皆さんの好みをつかむのは、大変難しく、無難な「商品券」や「現金」が良いかも知れません。
同年代の親類なら、流行のブランド物などをプレゼント…
友人・知人の場合は、基本的に贈る必要はありません。ごく親しい場合は、5,000円程度でお祝いを!
一味違う!お祝いに思いを込めて
社会人になると、外で食事をする機会が増えます。
いざと言うときに、テーブルマナーを知らないと大変な思いをします。
就職のお祝いに、高級レストランやホテルでの、フルコースメニューを経験させるのも良い経験になります。
卒業・就職祝いのお返し(内祝い)は必要?
基本的にお返しは不要です。
本人から直接お礼を言う、または手紙で感謝の気持ちを伝えることがマナーです。
就職祝いの場合は、初月給でお酒などちょっとした物を贈ると大変喜ばれます。
どうしても、品物でお礼をしたい場合は、のし紙の表書きは「内祝い」または「寿」です。