成人式のお祝いマナー【成人式祝金の目安・贈答】
今も変わらぬ重要儀式!成人祝い
成人式…。まさに大人への第一歩です。
この成人式は、昔で言う「元服」です。
冠婚葬祭の「冠」は、本来この「元服」を指し、人生の中で、とても重要な儀式とされていました。
成人式の重要性は、今も昔も変わらないはずなのですが、残念な事に最近では、成人式で大暴れをし、逮捕される若者が後を絶ちません。
大人の先輩として、成人式のお祝いとともに、大人になる心構えやマナーを再度認識させてあげる必要性を感じます。
とは言え、しっかりと大人の認識をもった、素晴らしい若者もたくさんいます。
「成人式を迎え、これからあなたは私達と同等の大人として尊重します。」
「厳しい社会の中で、しっかりと生きて欲しい。」
という思いをこめてお祝いしてあげたいですね。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
成人式のお祝い注意点
大人になった事を認めるお祝いですので、大人の装いにふさわしい物を贈りましょう。
両親からの場合、選んであげるのも良いのですが、本人に選ばせてあげる…というのも良いと思います。
大人になると、一緒にショッピングという事も、なかなかできなくなるので、一緒に選びに行くのも良いかもしれません。
二十歳の誕生日が過ぎているなら、「帰りに一緒に祝杯をあげる!」などというのはいかがでしょう。
成人式のお祝いを贈る時期
成人式の前までに。
成人祝い金額の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 10,000円程度 |
祖父母 | 10,000円程度 |
兄妹姉妹 | 10,000円程度 |
その他親類 | 10,000円程度 |
友人・知人 | 3,000円~10,000円程度 |
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は、多めにしましょう。
祝儀袋・のし紙表書き
水引:紅白の蝶結び | |
表書き:祝御成人・祝成人式・賀成人式 |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
成人式のお祝いは、親・祖父母・兄弟姉妹が中心となって行います。
成人式用の、振袖、袴、スーツなどを贈るのが一般的ですが、最近はレンタルするケースも増えました。
大人になるお祝いですから、大人にふさわしいアイテムを選んであげたいものですね。
贈答品の選び方(身内編)
両親からのお祝いは、
男性なら:スーツ・腕時計・パソコンなど、
女性なら:振袖・アクセサリー・フォーマルウェアなど、
大人にふさわしいものを選びましょう。
また、本人の意向を重視してあげることも忘れずに!
祖父母からのお祝いは、「商品券」や「現金」というケースが多いようです。
贈答品の選び方(その他親類・友人・知人編)
成人式のお祝いならではの、ワインなどの酒類、ネクタイ・ワイシャツなどの衣類、商品券などが人気です。
「大人として認めているよ。」という気持ちを込めて贈るお祝いですから、子どもっぽい物はさけたほうが、無難です。
一味違う!贈答品に思いを込めて
友人・知人からのお祝いなら、お酒のラベルに、お祝いの言葉・名前・写真などを入れてオリジナルを作ってくれるサービスが人気です。
成人祝いのお返し(内祝い)は必要?
基本的に、お返しは不要です。
本人から、直接お礼を言う、または手紙で感謝の気持ちを伝えることは大人としての基本的なマナーです。
どうしても、品物でお礼をしたい場合は、のし紙の表書きは「内祝い」です。