お見舞いマナー|病気・怪我【お見舞い金額相場・品物】
病気・怪我のお見舞いマナー
突然の病気、怪我、そして入院。
お見舞いする側として一番大切な事は、ご本人の心中を察し、お見舞いする時期や、お見舞いする方法等を良く考えるという事です。
お見舞いに行ったその場でも、話題の選択や周囲への気配りも忘れてはなりません。
病気見舞いやけが見舞いは、「どうぞ早く回復され、元気になってください。」という気持ちを込めて行うもの。
自己満足のために、ご本人の負担になるようなお見舞いは、控えるべきです。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
病気見舞い・怪我見舞いの注意点
病院にお見舞いする場合は、時間が定められていますので、必ず事前に確認し、時間内にお見舞いしましょう。
また、時間内であっても、ご本人の病状や気分がすぐれない事もありますので、お見舞いする前に必ず病状を確認しましょう。
お見舞いの際は、他の入院患者や看護士の方にも気配りが必要です。
大人数でお見舞いする事も厳禁です。
ご本人の調子が良いからと言って、長居をしてはいけません。
温かい言葉で励まし、早々に引き揚げましょう。
病気見舞い・怪我見舞いを贈る時期
先方の容態が開放に向かった頃。
お見舞い金の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 10,000円程度 |
子ども | 10,000円程度 |
祖父母 | 10,000円程度 |
兄弟姉妹 | 10,000円程度 |
その他親類 | 10,000円程度 |
友人・知人 | 5,000円程度 |
会社関係 | 5,000円程度 |
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は多めにしましょう。
金封・のし紙表書き
金封:赤白結び切り・熨斗なし | |
のし袋:お見舞い専用のし袋・白の封筒 | |
のし紙:赤金結び切り・熨斗なし | |
表書き:御見舞・お見舞・祈ご本復・祈御全快・祈ご回復 |
金封の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お見舞いの品選びも悩みのタネ!
病気や怪我の入院のお見舞い品の定番は、何と言ってもお花です。
最近では花粉等の影響を考慮し、病院側が生花のお見舞いを禁止している事もありますので、事前の確認が必要です。
「根づく=入院が長くなる」と言う意味合いで、鉢植えは厳禁。
お花の色は、赤(血の色)、白(お葬式の花)はタブー。
また、シクラメン・椿・さざんかは避けましょう。
お見舞い品の選び方
代表的なお見舞いの品物は、花、果物です。
花束を贈る時は、花瓶とセットで贈ると喜ばれます。
花瓶のいらない、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーもおすすめです。
果物等の食べ物を贈る場合は、食事制限がないかを確認の上で贈ります。
長期入院のお見舞いには、ご本人の好みもありますが、音楽CD、本、パジャマやタオルなどの実用品も喜ばれます。
病院内では、携帯電話の使用が禁止されている場合が多いので、テレホンカードを贈るのも良いでしょう。
お返しはどうする?快気祝い・御見舞御礼
快気祝い | 退院・職場復帰後2週間前後。 再入院等の恐れもあるので、特に時期にこだわる必要はない。 |
御見舞御礼 | 入院が長引きそうな場合で、とりあえずお返しをしておきたい時は 、 「御見舞御礼」または「御礼」として贈ることもあります。 |
贈る品の金額は、もらった金額の半額。
菓子折りやコーヒー・紅茶、タオルなどいくらあっても困らない物を贈る事が多いようです。
必ずお礼状を添えて贈りましょう。