災害見舞いのマナー【災害時のお見舞い金額相場・品物選び】
地震・台風・火災などの災害見舞い
地震・台風・火災・洪水・大雪などの災害は、何時誰を襲うかわかりません。
不運にも災害に直面した人は、財産を消失するなどの被害だけでなく精神的にも大きな打撃を受けます。
災害の程度にもよりますが、被災した人にとっては、すぐに駆けつけ、励まし、手伝いをしてくれる事が、一番のお見舞いであることは間違いありません。
可能であれば、自宅に避難してもらったり、小さな子どもやお年寄りを預かる事も大きな助けになります。
しかし二次災害への危惧もあります。
また、遠方の場合は、なかなかそう言う訳にもきません。
まず安否の確認をとり、必要なものを届けることを最優先に考えましょう。
大規模の災害の場合は、連絡が取れないという事態も考えられます。
その場合は、テレビや新聞、インターネットの情報を収集し、冷静に判断して行動しましょう。
もし自分が災害に遭ったら…。
自分事として考え、最大限の応援をしましょう。
災害見舞いの注意点
生活事態が困難な状況も考えられます。
出来る限り早く、生活に必要な品物を届けることが大切です。
必要なものは、日々状況に応じて変わっていきます、一回のみならず、その都度必要なものを届けましょう。
連絡が取れるようであれば、必要なものを確認しましょう。
お見舞金を贈る場合は、被災直後ではなく、ある程度落ち着いてからの方が良いかも知れません。(状況に応じての判断が必要。)
災害見舞いを贈る時期
早ければ早いほど良い。
お見舞い金の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 100,000円程度 |
子ども | 100,000円程度 |
祖父母 | 100,000円程度 |
兄弟姉妹 | 100,000円程度 |
その他親類 | 50,000円程度 |
友人・知人 | 50,000円程度 |
会社関係 | 20,000円~50,000円 |
※上記は、あくまでも目安としてください。災害の規模などにより異なります
災害見舞いの金封
金封:白無地の袋(封筒など) | |
表書き:御見舞 |
金封の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お見舞いの品選びを慎重に!
被災地では、各方面からの支援物資が届きます。
しかしながら行き渡らない場合もあり、地域によって足りている物資と足りない物資が異なります。
また被災された方の家族構成によっても、必要な物資は異なります。
赤ちゃんがいるご家庭なら、紙おむつが必要。
ペットがいるご家庭なら、ペットフードが必要。etc…
相手の立場に立って充分に検討し、また可能であれば要望を確認し、真に役立つ物資を選びましょう。
お見舞い品の選び方
お見舞いとして品物を贈る場合は、水、日持ちのする食料品、下着や衣類、寝具、タオル、医薬品、ウェットティッシュ、ビニール袋、ラジオつき懐中電灯、カイロ、電池類など。
すぐに役立つものが良いでしょう。
連絡が取れるなら、確認のうえ対応しましょう。
災害見舞いのお返しはどうする?
基本的にお見舞いのお返しは、必要ありません。
連絡が取れるなら、感謝の気持ちを伝えたうえで状況を報告しましょう。
落ち着いた段階で、感謝の気持ちを込めてお礼状を送りましょう。