栄転祝い・昇進祝いのマナー【金額の目安、相場・贈答品】
職場でのお祝い事!栄転祝い・昇進祝い
職場でのお祝い事といえば、栄転・昇進です。
この栄転・昇進のお祝いの会は、職場全体または所属部署等で、幹事を決めて行います。
幹事になった場合は、お祝いと新任地での活躍を祈る催しですから、できる限りくさんの人が参加してきるように、会場やスケジュールを考える必要があります。
個人的にお世話になった方には、お祝いの会(送別会)などの席で祝福と激励の言葉をかけると共に、お世話になった事へのお礼の言葉を、心をこめて贈りましょう。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
栄転祝い・昇進祝いの注意点
栄転・昇進祝いの贈答品や餞別は、職場に前例がある場合は、それに合わせるのが無難です。
直属の上司や、親しい人の場合、個人的なお祝いをする必要があるかも知れません。
その場合職場の他の人に、いらぬ誤解や反感を持たれないような配慮が必要です。
失礼にあたるので、上司には現金を贈らないようにしましょう。
ただし海外赴任の場合は、目上の人でも現金を贈るのが一般的です。
金額も国内の転勤よりも、多めにしましょう。(1~2万円程度)
栄転祝い・昇進祝いを贈る時期
発表から1週間前後。
お祝い金額の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
友人・知人 | 5,000円~30,000円 |
上司・同僚・部下 | 5,000円~30,000円 |
※上記は、あくまでも目安としてください。
不安な場合は、多めにしましょう。
祝儀袋・のし紙表書き
水引:紅白の蝶結び | |
表書き:祝御栄転・祝御昇進・祝御昇格 ※栄転か転勤の判断がつかない場合は、「御餞別」としましょう。 |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
栄転・昇進祝いは、職場の同僚が中心となります。
お祝いの会を行う場合は、幹事が会費を集め、その費用の中から記念品やお花を贈答するのが一般的です。
お祝いの会を行わない場合や、個人的にお祝いを贈る場合は、仕事関連の方への贈答ですから、失礼のないように心がけたいものです。
先方の趣味に関する物や、新任地での益々の活躍を願いビジネスに役立つアイテムを贈ると喜ばれるでしょう。
贈答品の選び方
お酒を飲む方には、日本酒・ブランデー・ワインなどの祝い酒を贈っても良いでしょう。
その他、名刺入れ、万年筆など、ビジネス上の実用品をプレゼントすると喜ばれます。
グループで贈る場合は、少し高価で趣味に関連する物も良いでしょう。
部署が変わり送別会を兼ねて行う場合は、花束を忘れずに!
栄転祝い・昇進祝いのお返し(内祝い)は必要?
基本的には不要です。
新任地着任の挨拶状に、御礼の言葉を添えましょう。
個人的にお世話になった方には、別途お礼状を送るほうが良いでしょう。
どうしてもお返しが必要な場合は、職場で分ける事のできるお菓子などを贈りましょう。
転勤を伴う場合は、地元の名産品などを「御礼」として贈ると喜ばれます。