結婚祝い・内祝いのマナー【結婚祝い金の目安・贈答品】
二人の門出を祝福する!結婚祝い
結婚の報告を受け、披露宴の招待状が届くと、まず最初に悩むのが結婚祝いです。
結婚祝いは、二人の門出を祝福するお祝いです。
二人の新しい生活に役立つ物を贈りたいものです。
披露宴に出席する場合の結婚祝いは、お祝い金を包むのが一般的ですが、思いを込めた贈答品を事前に贈ると言うのも良いかも知れません。
結婚祝いの金額はとても難しく、悩んでしまう事も多いでしょう。
特に知人・友人関係や会社関係の場合は、一般的な相場に加え、色々な要素を検討しなければなりません。
- 結婚式会場は? 高級ホテルならそれなりに。。。
- 先方の年齢
- 自分の年齢
- 上下関係etc…
但し、体面を気にしすぎての無理は禁物!
二人の結婚を祝い、末永い幸せを願う気持ちさえあれば、それで大丈夫です!!
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
結婚祝いの注意点
お祝い金を贈る場合は、金額の相場を考える事と共に、「4」「9」や割りきれてしまう偶数は避けましょう。
最近では、2は「ペア」の意味から良いとされています。
品物を贈る場合は、でガラス製品、刃物、靴などの履物は避けたほうが無難です。
昔からの慣わしで、吉日の午前中に贈るとされていますが、最近では、デパートなどから配送してもよいとされています。
その場合は、お祝いの言葉をメッセージとして同封したほうが良いでしょう。
結婚祝いを贈る時期
品物で贈る場合は、挙式の1ヵ月前から1週間前。
招待状が届いてから贈る。
吉日の午前中に贈るのが望ましい。
お祝い金額の目安(相場)
披露宴に出席の場合
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 100,000円程度 |
祖父母 | 50,000円~100,000円 |
兄弟姉妹 | 50,000円~100,000円 |
その他親類 | 20,000円~100,000円 |
友人・知人 | 20,000円~ 30,000円 |
会社関係 | 30,000円程度 |
披露宴を欠席の場合
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 100,000円程度 |
祖父母 | 50,000円程度 |
兄弟姉妹 | 50,000円~100,000円 |
その他親類 | 10,000円~30,000円 |
友人・知人 | 5,000円~10,000円 |
会社関係 | 10,000円程度 |
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は、多めにしましょう。
※贈る側の年齢が高くなるほど、多くの金額贈る必要があります。
※地域により相場は異なります。
祝儀袋・のし紙の表書き
水引:紅白結び切り | |
祝儀袋: 3万円以下:飾りが豪華すぎないものを使う。「あわび結び(あわじ結び)」 5万円以上:「輪結び(夫婦結び)」 10万円以上:鶴亀などをかたどった「飾り結び」 |
|
表書き:寿・祝御結婚 |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
親族や親しい友人などの結婚祝いは、お金ではなく、思いを込めた贈答品で…と考える方も多いかと思います。
贈答品での結婚祝いに、思いを込める事も大事ですが、奇をてらったものより、新生活での実用的なものを望む人も多いようです。
出来る限り二人の要望を聞いて贈るようにしましょう。
贈答品の選び方(身内編)
身内からの結婚祝は、本人たちの要望を聞くことが一番です。
電化製品などを贈る場合は、新居の部屋のイメージもありますので、具体的なメーカーや、色、大きさ等、細部まで確認したほうが良いかもしれません。
贈答品の選び方(その他親類・友人・知人編)
本人たちに、喜んでもらい、かつ実用的な結婚祝を選ぶのは、大変難しいものです。
重複を避ける為にも、予算を伝えた上、 本人たちの欲しいものを贈ることが無難です。
新居の環境もありますので、色・大きさ・メーカなど具体的に聞いておくと、迷わず選べます。
友人・知人・会社関係からの場合、グループでお金を出しあって高価な品物を贈ると喜ばれます。
披露宴に出席できない場合は、当日に祝電を打ちましょう。
一味違う!贈答品に思いを込めて
新生活に役立つ実用品も良いのですが、世界にたった一つの記念品を、結婚祝いにすると言うのも良いかもしれません。
ワイングラスや陶器などに、二人の名前や記念の言葉を入れてくれるサービスや、二人への誌を作って、額縁に入れてくれるサービスなどが好評なようです。
もらったらお返しを!結婚内祝い
披露宴に出席していただい方には、引き出物をお渡しします。
披露宴に出席していただけなかったのに、結婚祝いをくださった方には「結婚内祝い」を贈ります。
結婚内祝いのマナー
内祝いのマナーを守って、しっかりと感謝の気持ちが先方に伝わるようにしましょう。
内祝いを贈る時期 | 挙式後1ヶ月以内 |
内祝い金額の目安 | 結婚祝の半額程度 |
内祝いの水引 | 紅白の「結び切り」 |
のし表書き | 「内祝」か「結婚内祝」とし、名字を入れず、二人の名前だけの連名。 |
必ず、お礼状を添えましょう。
親族の中には、「内祝いは受け取らない。」という方もあります。
その場合は、心のこもったお礼状と写真などを贈るようにしましょう。
会社関係などで、連名で結婚祝いをいただいた場合は、皆で分けることの出来るものを贈ります。
菓子折りなどでも構いません。