定年退職祝いのマナー【定年退職のお祝金相場・贈答品】
ねぎらいの心が大切!定年退職のお祝い
定年退職のお祝いは、永年家族、会社、そして社会のために尽くされた事へのねぎらいの心をもって行います。
第二の人生が充実したものになることを願い、感謝の気持ちを込めて贈りましょう。
定年退職は、その本人にとっても、大変感慨深いものです。
職場からのお祝いや送別会は勿論ですが、感謝の気持ちが目一杯に詰まった、家族からのねぎらいの言葉がとても大切です。
定年退職で気力を失うことなく、新しい目標をもって頑張ってもらえるよう、家族全員でサポートしましょう。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
定年退職祝いの注意点
会社での送別会や記念品は、職場単位で計画します。
お祝いの品は、お金を集めて、全体で贈ります。
幹事になった人は、会社の前例などを参考にしましょう。
特にお世話になった方へは、個人的にお祝いをしても良いでしょう。
家族からの定年退職のお祝いは、家族全員で行ってあげれば良いでしょう。
定年退職祝いを贈る時期
退職日の前後。
お祝い金額の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
友人・知人 | 5,000円~10,000円程度 |
上司・同僚・部下 | 5,000円~10,000円程度 |
※家族からの定年退職のお祝いに、特に目安はありませんが、心からの感謝の気持ちを!
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は、多めにしましょう。
祝儀袋・のし紙表書き
水引:紅白の蝶結び | |
表書き:御餞別・御贐・おはなむけ |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
職場で送別会を行う場合は、幹事が会費を集め、その費用の中から記念品やお花を贈答するのが一般的です。
記念品は、趣味に関連する物や退職後の余暇に役立つものが喜ばれます。
再就職が決まっている場合を除いては、ビジネスに関連するアイテムは避けるようにしましょう。
目上の方の第二の人生のスタートをお祝いするのですから、壊れ物や敷物などは贈るべきではありません。
贈答品の選び方(家族編)
家族全員揃って、お祝いの席を設けるのも良いでしょう。
なによりも、「○○年間ご苦労様でした。」という、ねぎらいの言葉が一番大切です!!
在職中は、なかなか夫婦で長期の旅行なども難しいと思いますので、その費用の一部として、旅行券や現金などを贈るのも一考です。
贈答品の選び方(友人・知人・会社関係編)
お祝いの品には、「これからの人生を大いに楽しんでください。」という気持ちを込めて、その方に趣味があるなら、関連の品を贈ると喜ばれます。
その他、置物や時計なども定番です。
職場全員で作った、寄せ書きなどを添えると、感慨一入です。
金額がまとまるなら、全部または一部を、餞別として贈っても構いません。
一味違う!贈答品に思いを込めて
お酒を飲まれる方なら、「年号ワイン」のプレゼントも人気があります。
定年退職される方が、初めて就職した年に生まれたワインを差し上げるのです。
きっと、お喜びになられると思います。
定年退職祝いのお返し(内祝い)は必要?
基本的にお返しは不要です。
在職中にお世話になった方や挨拶が出来なかった方には、挨拶状を送りましょう。
どうしてもお返しが必要な場合は、水引は「紅白蝶結び」で、のしの表書きは「内祝」「御礼」等とします。
職場への送別会の御礼をするのであれば、分ける事のできるお菓子などを贈りましょう。