入園祝い・入学祝いのマナー【入園・入学祝い金・金額相場・プレゼント】
大人への第一歩!入園・入学のお祝い
入園・入学…
家族にとっては、大変喜ばしい成長の区切りであり、大人への第一歩です。
また入園・入学は、子どもたちにとっても、一大イベントです。
特に入園は、家族以外の社会への第一歩をしるす事であり、環境の変化や、初めての集団生活に、不安を感じる子どもたちも多いと思います。
子どもたちの旅立ちを祝福すると共に、不安をとりのぞく、温かい励ましの言葉もかけてあげましょう。
入園祝い・入学祝いは、数ある子どものお祝いの中で、最も実施率が高いお祝いと言われています。
「子どもたちが、環境の変化に負けず、元気いっぱい育ってくれるよう。」
願いをこめて、入園祝い・入学祝いを贈りましょう。
※当ページ記載している事例は、あくまでも目安として、ご利用ください。
冠婚葬祭のマナーは、地域や宗教によっても大きく異なります。
入園祝い・入学祝いの注意点
お祝いの品も大切ですが、お祝いをするにあたって、もっとも大切なことは、子どもたちに、「これからの新しい生活に希望を持たせてあげる。」という事です。
お祝いを渡すときは、出来るだけ本人に直接渡したほうが良いでしょう。
「おめでとう」の言葉とともに、これからの生活の楽しい事や、新しい友達がたくさんできる事などを伝え、入園・入学を、希望に満ちた気持ちで迎えられるようにしてあげましょう。
入園・入学のお祝いを贈る時期
入園式・入学式の前までに。
お祝い金額の目安(相場)
贈る側 | 贈る金額 |
親 | 10,000円程度 |
祖父母 | 10,000円程度 |
その他親類 | 10,000円程度 |
友人・知人 | 5,000円程度 |
※上記は、あくまでも目安としてください。不安な場合は、多めにしましょう。
祝儀袋・のし紙表書き
水引:紅白の蝶結び | |
表書き:祝御入園・祝御入学・ご入園おめでとう・ご入学おめでとう・御祝 |
祝儀袋の表書きの方法や、お札の入れ方などの詳細は以下のページでご覧ください。
お祝いの品選びも悩みのタネ!
入園や入学のお祝いは、新生活で役立つ実用品を贈るのが定番!
親の意向もしっかりと確認してから、お祝いの品を選んであげるようにしましょう。
贈答品の選び方(身内編)
祖父母からは、入園・入学に備え、ランドセルや学習机などを贈るケースが非常に多いようです。
ランドセルなどは、学校によって、取り決めがある場合がありますので、事前の確認が必要です。
入園・入学式は勿論のこと、今後は発表会や運動会など、距離の離れた場所で活躍する我が子を写真やビデオに収める機会が多くなります。
望遠ズームのついた、デジタルカメラやビデオカメラなども、大切な思い出を残してあげるために、良いプレゼントです。
中学・高校への入学の場合は、学校の規則等があり、実用品のお祝いがしにくくなります。
親と相談の上で品を決めるか、現金でも良いでしょう。
贈答品の選び方(その他親類・友人・知人編)
定番の実用品、ノートや鉛筆などは重複しても問題がないので、根強い人気です。
時間がある方なら、入園のお祝いに手作りの手提げ袋などはどうでしょう?
小学校への入学には、何枚あってもウレイシイ、靴下なども喜ばれます。
中学・高校への入学は、現金でしょうか?
この時期になると、子どもたち本人の嗜好がはっきりとしてきますので、
せっかくのお祝いが無駄になる事もあります。
一味違う!プレゼントに思いを込めて
入園・入学の記念として、幼少からの写真を、絵本にしてくるサービスがあります。
子どもたちが大人になった時の、大切な想い出になる事、間違いなしです。
入園祝い・入学祝いのお返し(内祝い)は必要?
基本的に、お返しは不要です。
親と本人から、感謝の気持ちを込めてお礼状を出しましょう。
もちろん、直接お礼の言葉を伝える、または電話で伝えるのも良いでしょう。
小学生以上なら、本人から直接感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
どうしても、品物でお礼をしたい場合は、のし紙の表書きは「内祝」です。